郡上の水
Water
水のまち、郡上から。
嘉門があるのは、岐阜県の山あい、郡上(ぐじょう)。
郡上は、清流・長良川の上流にひらけた、水のまちです。
城下町の郡上八幡には町じゅうに水路が巡り、家々の軒先を、澄んだ水が流れています。
その郡上八幡の湧き水「宗祇水(そうぎすい)」は、昭和六十年に国が選んだ「名水百選」の、第一号として知られる水。
澄んだ水は、このまちの誇りです。
嘉門のある郡上大和(ぐじょうやまと)は、八幡から車で十分ほど、さらに山へ入った里。
嘉門では、仕入れた国産うなぎを、この里の酒蔵・平野醸造が山から引いている仕込み水「古今伝授の水」で、焼く日まで二、三日泳がせます。
清らかな水が臭みを抜き、味を澄ませてくれる。
酒を仕込む水で、うなぎを活かす。
「古今伝授(こきんでんじゅ)」とは、室町の世、この地の領主・東常縁(とうのつねより)が、連歌師の宗祇に『古今和歌集』の秘伝を授けたこと。
郡上大和は、その古今伝授の里として知られます。
宗祇水の名も、この宗祇にちなみます。
お店では、この水をお客様の卓にもお出ししています。
嘉門の味は、郡上の水から始まります。